「ジョセフィーノ

本当に彼は来てくれるのかい？」

 

「大丈夫よ、きっと来るわ

それにしても遅いわね」

ガラガラガラ

「遅れてごめん」

「ごめんね急に呼び出して」

「今日は何なの？まさか

ボクと別れたいって言うんじゃないだろうね？」

「バカね

そんなことある訳ないじゃない」

 

「あっそう、

で、その人だれ？」

「国防長官最高幹部　エルゲッサル長官よ」

「あんたが　・　・　・」

「エルゲッサルだ

トラボルタ君、あえて光栄だよ」

 

 

 

「私に何の用があるんです？」

 

「トラボルタ君

君にノートパソコンを作って貰いたい

全世界のパソコンをハッキングできる君なら簡単だろう」

 

「・　・　・　報酬は？」

 

「一生旅をできる金を渡してやる

どうだ、作れるか？」

 

「分かった。三日間くれるか？」

 

「もちろんだ」

 

「金は先払いで頼む

楽天銀行への振り込みを確認次第、

ノートパソコンを送付する」

 

「手渡しではないのか？」

 

「この瞬間もオレたちは監視されてるんだ

これ以上会うわけにはいかない

おれまで狙われちまう」

 

「分かった

よろしく頼む」

 

「じゃあな

それと、ジョセフィーノ」

 

「お前ともお別れだ」

 

「どうして？」

 

「エルゲッサル長官と仲よくやってろ」

 

「・・・・」

 

 

 

３日後

 

 

「エルゲッサル長官！

ノートパソコンが届きました！」

 

「はやく見せてくれ！

・　・　・　・　・　・

ジョセフィーノ

トラボルタを抹殺しろ」