愛の形は無限にあるはず
「お嬢様」
「・・・・」
「ご主人さまがお待ちです。
さあ、帰りましょう」
「・・・・」
「さあ」
「ありがと・・・」
「別れた方がいいのかな?」
「・・・・」
「ねぇ」
「私には分かりません。
ただ、ご主人さまを悲しませるようなことはお控えください」
「あなたはどうなの?
あなたは悲しんでる?
あたしがこんな事になって」
「私は。。。」
「何?聞かせてよ!」
「私はなにがあっても
あなたを愛し守ります」
「えっ・・・聞こえない
もう一度言って!」
「あなたを愛し守ります!」
「・・・うれしい」
「当たり前のことです
私はあなたの母になるのですから」
「え???」
「愛するご主人さまと
スウェーデンで結婚するの。
よろしくね!」