ガキシャンクの空へ
「脱獄したい」
「320号、脱獄させたろか?」
「本当に?」
「ほんまや」
「どうやって?」
「こっち来い」
「すごい!
これ一人で掘ったの?」
「ああ、20年かけて」
「外に通じてるの?」
「まだだ、あと少しで貫通する」
「どうして、私に教えてくれたの?」
「あんたは、昔別れた嫁に似てた
ただ、それだけや」
「うれしい。。。
ありがとうね。。。
看守さーーーーん!!!
286号が脱獄計画してますよ!!!」
「何を言うてるんや!!!」
駆け付ける看守
「286号!貴様何をしている!
さっさと来い!」
「クソッタレが!!!」
「ごめんなさいね
無謀な賭けはしない主義なの」
その後
脱獄計画を報告した320号は
特赦により出所
「現実はキビしぃーーーー!!」