七五三で神の存在を疑う息子
数え年で
息子5歳 娘3歳
一緒に七五三へ
「神さまにご挨拶しに行こう!
今まで元気に過ごせたことを
お礼しにいこう!」
という私の言葉に
「いこういこう!」
と娘はノリノリ
それもそのはず
このあと
アンパンマンミュージアムに行って
そこのヘアサロンでカットするから
ご機嫌MAXだ
それに引き換え
この後 何の予定も無い息子は
「神さまなんていない
だからアイサツなんて行かない」
とご機嫌ななめ
そんな不機嫌な息子はほっといて
近所の神社へ
受付を済まし神殿へ
厳かな雰囲気が両親を包む
ハッピーな雰囲気が娘を包む
陰気な雰囲気が息子を包む
そんな中
祝詞があげられ
お祓いをしていただく
しかし
神への抵抗なのか
息子は頭を下げない
どんなに頭を押さえても
頑として頭を下げない
そんな気まづい雰囲気のまま
その後
娘のヘアカットのために
アンパンマンミュージアムへ
ヘアサロンに入っていく娘
取り残された息子
「つまんないな
ほんとうにかえりたい
つまんないな」
とつぶやいたその時
あの方が現れた
息子は走った
そして
満面の笑みで帰ってきた息子
「やったー!やったー!」
「よかったな
神さまにご挨拶したから
おむすびまんに会えたのかな?」
「ちがうよ
おとうさんがつれてきてくれたから
おむすびまんにあえたんだ
おかねをはらえば
だれでもあえるよ」
息子よ
はっきり言おう
大正解!!!!!