自宅に潜む暗殺者〜風呂 or DIE〜
子供たちと
楽しく風呂に入っていると
嫁さまが風呂の扉を開けて
言った
「お風呂の隅っこが
ちょっと汚れてるから
出る前にキレイにしといてね」
「了解しました」
子供たちを先に風呂から出し
私が裸で
風呂掃除をしていると
浴室に暖かい風が流れてきた
私は
嬉しかった
「風邪をひかないように
浴室暖房を入れてくれたんだな
なんだかんだで
嫁さまは優しいな」
嫁さまの愛を噛み締めながら
しつこい汚れを
バスマジックリンで掃除していた
が
途中から
頭がクラクラするほど
浴室が暑くなってきた
全身から
汗が吹き出てくる
「あれ???あれ???」
ハァ、、、ハァ、、、
呼吸が乱れる
ハァ、、、ハァ、、、
汗が吹き出てくる
本能的に
バスマジックリンを投げ捨て
浴室から飛び出た
ハァ、、、ハァ、、、、ハァ、、、
よーく見たら
浴室暖房ではなく
浴室乾燥だった
嫁さまに言った
「ちょっと!
浴室乾燥になってるで!
死んでまうわ!」
「生きてるやん」
・・・・
・・・・
これ以上責任を追及すると
逆ギレするので
私は耐えた。。。
※
※さあ
もう一度 風呂掃除だ