子供に「幸せに生きてほしい」とは思うけど
たいがいの親御さんはお子さんに
「幸せに生きてほしいな」と願っています。
そして、余裕があれば
「主人公のような人生を歩んで欲しいな」と願います。
これは、本当は順番が逆で
「主人公のような人生を歩むから、幸せに生きていける」
なのだと思います。
まずは、
「幸せに生きてほしい」と願う親と
それに反発する子どもの関係について
お伝えします。
「幸せに生きる」とは?
だれでも「幸せに生きたい」という思いはあります。
特に親御さんはお子さんに対して
「幸せに生きてね」という思いは人一倍強いはずです。
親は子供に「幸せに生きてほしい」と願い、
子供も「幸せに生きたい」と願っているのであれば、
お互いの思いは一緒なのでうまくいくのでは?
と思えますが、実際にはぶつかりあいます。
親は子供に「幸せに生きてほしい」と願い、
子供も「幸せに生きたい」と願う。
ほぼ同じことを言っていますが、それぞれが思い描く「幸せ」が異なるので、ぶつかり合うのです。
このようなお話をすると、親御さんの中には、はえらい剣幕で怒る方がいます。
「まだ子供だから本当の幸せを分かっていないでしょ?
それを教えるのが親の役目なんですよ」
その通りなのです。
「これが幸せなんだよ」と教えるのが親の役目なのです。
では、子供の役目はなんでしょうか。
それは
「これが本当に幸せなの?」と疑問を提示するのが子供の役目なのです。
このぶつかり合いこそが、親と子供の間に必要なものであり、「主人公のように人生を歩み、幸せに生きる」ために必要不可欠な要素なのです。
では、
ぶつかり合いの果てに、どのような結果が待っているのでしょうか。
それはまた今度