【続々】現場に急行!新人山崎

「沢村さん」

「ちゃんと働いてるようだな」

「刑事がこんなお店に来ていいの?」

「別に法に触れちゃいねぇよ」

「なに呑みます?」

「ウィスキー」

「ストレートね?」

「ああ」

「どうぞ」

「おまえ、一人暮らしか?」

「そうだけど・・・泊めろとか言わないでよ」

「ガキに興味ねぇよ」

「だったら何よ」

「これ預かってくれ」

「なにこれ?」

「開けるな」

「だったら預からないわよ」

「お前の母親、いま、網走刑務所だろ」

「・・・・それが何よ・・」

「早く刑務所から出したいなら黙って預かるんだ。中身は開けずに。」

2013-11-11 15

 

 

「山崎さん、話は終わりよ」

「ちょっと待ってよ。その預かったものがブツだったの?」

「違うわ」

「だったら沢村先輩はキミに何を預けたの?ブツじゃないなら、どうしてボクに沢村先輩を撃たせたりしたんだ!!!」

「山崎さん、迎えが来たわ。あなたのおかげで助かったわ。どうもありがとね。それとおやすみなさい」

 

ビリビリッ・・・

 

ドサッ・・・・

 

「お嬢様」

「遅いじゃないの」

「申し訳ありません」

「お父さまは?」

「それが網走刑務所に行ったきり、連絡が取れておりません・・・」

 

 

(つづく)

 

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